今更ですが、海外ドラマ『ER』について書いてみた。
ケビン・ベイコン、キーファーサザーランド(ジャック・バウワーの人)などそうそうたるメンバー。
その中に、出てきたノア・ワイリーを好きになったのです。
この映画は、法廷ドラマみたいな軍事系映画だったはず。機会があれば、また見たい映画です。
それはさておき、ここで言いたいのは海外ドラマ「ER」の話です。
このドラマすでに日本でもファイナルシーズンが放送れて終了して久しいドラマです。
実は、このドラマに関しての記事をこのブログに書いていると思ていました。
しかし書いていなかったので、敢えて書くことにしました。
だって、ノア・ワイリーを大好きになる切っ掛けのドラマだからです。
ほぼ、1年に1シリーズ、半年周期で放送されておりました。
その15シーズンまで見ました!作品自体もとても大好き魅力的なキャラが続々出てくる作品。
「ER」とは、「Emergency Room」の略です。そう、医療ドラマの最高峰です! 確か・・・
で、ノア・ワイリーです。
おそらくこのドラマのシーズン11までの基本設計は、
ノア・ワイリーは、私と同い年です。そして演じたカーターは一つ年上設定だったはずです。
このカーター先生がスっごく魅力的なのです。
当時の若者代表って感じだけど、超お金持ちな役だから感覚ズレてる天然系。
今思えば、ノア・ワイリーも若くて可愛かった♪
金髪碧眼でスラッとしてて、当時はやりの系統の顔だけど、たれ目がキュートな人です♥
さて、このジョン・カーターは一応主軸的に主人公と言ってよいと思いますが、
決して彼がメインの物語ではありません。本格的な医療ドラマがメインです。
カーターはシーズン1~11までと15で登場します。
最初はカウンティ―総合病院のERに研修医としてやってきて、
外科のインターン→レジデントになりますが、またERにやってきて
レジデントからスッタフドクターにまでなるのです。
この間に、いろいろな素敵なドクターが入れ替わり立ち代り登場します。
時にはダメ医者や嫌味キャラも出てきてドラマを盛り上げてくれました。
シーズン1のころは、ジョージ・クルーニーが小児科医をやってて、好きでした。
やたらセクシーな小児科医♪ たぶん母親メロメロだったろう、とか思っていた(笑)
他にもいろいろ素敵なキャラはいますが、絶対外せ無いのが『ロマノ外科部長』だ!
のちにER部長になるのですが、作中みんなに嫌われる嫌味キャラです。
腕はよいけど一々嫌味臭くて、その上自信家!
とにかく腕はいいのよ、で、偉いのよ!! 嫌なキャラです。でも意外と好きなキャラです。
役者さんは「ポール・マクレーン」で、昔の映画ではこんな嫌味じゃなかったよ♪
実は、このロマノ、最初嫌いだったのですが、途中で私が英語を勉強し始めてまして、
時々英語で見直すようになりました。そのとき好きになりました。
基本的にERは医療用語が満載で、緊迫した状況が多いドラマでみんな早口なので、
英語で見ても医療シーンなどは半分くらいもわかるかどうかだったのです。
でも、人間ドラマにもフォーカスを当て、恋やキャクターの葛藤を描くのもこのドラマの醍醐味なので、
こんなシーンでは日本語で見たとに英語で見ていました。
その時、ロマノの素敵さに気が付きました!
吹き替えの声優さんが嫌味な演技がやたらうまい上に、イメージもピッタリだから、
それにつられてましたが、英語では意外とお茶目でやさしい感じが出てました。
さっすが、ポール・マクレーンだ!
あと大好きなキャラに「アビー・ロックハート」がいます。
アビーは最初産科の看護師で登場しますが、医学生となるも金銭的問題で続けられず、
ERの看護師→ER看護師長になります。で、紆余曲折ののち医学生となって後半医者としてER勤務。
アビーも大好きですが、この女優さんも好きです。
アビーは、カーターと結婚直前まで行きますが破局。
その後アビーは、以前から因縁のあるコバッチュと結婚、子供もできます。最後は幸せ♪
カーターも結婚しますが、離婚します。最後もあんまり幸せじゃない。
この対比も結構好き!
カーターの実家はお金持ちで自分も財産持ってるから、お金に困らないボンボン気質です。
対してアビーは金銭的に苦労して学業をあきらめるキャラ。
家庭の複雑さは、アビーもカーターもどっちもどっちって感じだけど、
初期にシーズンでは奔放に恋するキャラだったカーターだけに、私的に思うところあったなぁ。
そうそう、このアビーがね私の恩人かもしれない(笑)
だって、作中で看護師から医学生に戻ってもう一度自分の人生を考え直すのです。
アビーはすでに看護師としてはとても優秀で評価もされてた、収入もたぶんそれなりたっだはず。
医学生として勉強しながら、看護師として働きながら学費稼いでたはずです。
医者ほどではないにしても、学生に戻るとそれは大変です。
その時、私も30代半ばでいろいろ考えていた時期でした。
このまま働いていくのか?結婚を考えるのか?ほかに目指すものはないのか?
などと結婚できない30代の女は人生を考えておりました。
そのタイミングでアビーが医学生に戻り、努力して試験をパスし、医師への道を歩み始めたのです。
そして、私も感化された! 放送大学に最初から全科履修生として入学し、宇宙科学を勉強した。
で、高卒でずっと働いていた私は、働きながら3年半で卒業必要単位をとってきっちり4年で卒業した。
いろんな意味で思い出深い作品です。
まぁ、こんな思い出はいいとして、カーター先生です。
大好きなのだ、このカーター先生が!
そして声がいい! すごくいい! ノア・ワイリーにピッタリです。
声の人は『平田広明さん』です。
もう、今じゃいろいろな映画・アニメやテレビのナレーションまで幅広く活躍されています。
でもたぶん、90年代前半頃はあまりご活躍ではなかったような気がする。
ノア・ワイリー本人の声も好きで、意味がわからなくても英語でみたりしてたのですが、
ERの劇中でカーターは始め結構おっちょこちょいで、よく慌てたり困ったり、
かと思えばやたら飄々としてたり・・・で、口癖『What!!』という。
この日本語訳『なにぃ?』の平田さんのバリエーショーンが秀逸でした(>▽<)
いぜん、ノア・ワイリーが端役で出ていた映画をたまたまテレビで見たとき、
吹き替えの声が平田さんではなかったことがありました。
映画が古かったののか、ノア・ワイリーの役は本当に端役で、台詞もほとんどなっかたけど、
日本語吹き替えの平田広明さんの演技の効果も絶大だと思います。
ERは作品自体も一つ一つのエピソードも大好きで、毎シーズンとても楽しみに半年待つ作品でした。
カーター先生が尊敬していたグリーン先生も大好きでしたし、
これまた憎まれキャラの医師のケリーもいい味出してた。
15シーズンまで続いた人気の作品だから、私が今更書くこともないけど、
本当にすごいスケールの作品でした。
途中にも触れてますが、医療ドラマしてだけでなく人間ドラマがすごく魅力的だった。
その人間ドラマの部分があったからそ、それぞれのキャラの背景を知って感情移入できる、みたいな。
いつぞやこのドラマのあおり文句で「ヒーローじゃない。悩み続ける人間なんだ」みたいなのがありました。
そう、確かにこのドラマの魅力はそれぞれのキャラクターの人間臭さと普通の悩みと
クオリティーの高い医療描写のコラボにあったと思います。
本当に誰もヒーローじゃない。
その中で、主軸としてシーズン11まで精神的に子供だったカーターが心身ともに成長するのです。
結局、おぼちゃまは「大人」になったかどうか私にはわかりませんでした。
だけど、それが魅力だったからシーズン12から視聴率下がったって話も納得できます。
とにかく大好きな海外ドラマです。
今でも時々、スーパードラマTVで再放送してるのを見ますが、
やっぱりカーター先生いないと萎えるなァ(_ _。)・・・シュン
そうそう、グリーン先生が死んじゃった時も衝撃だったなぁ。
だけどそれは、話の主軸である『カーターの成長』に関わる部分でもあったから納得感あたけど・・・
ノア・ワイリー(カーター先生)の降板は、比べものにならない衝撃だった。
人間ドラマ的に、アビーとの別れもモヤモヤしたものだったせいか、
国際医療同盟の活動に参加した先の今後で、流された感じでアフリカ系の女性と親密になって
いつの間にか妊娠してるし、子供は流産して夫婦中は破綻するし・・・
カーター先生の成長物語のはずなのになんだかグダグダ感満載でERを去っていく。
やっぱり全然成長してないな、精神的に!
まぁ、とにかく大好きだったドラマでした。
最後の最後に、カウンティー総合病院の外観がCG合成されて見られて満足でした。
で、この作品では、とにかくカーター先生が好きだ!
ノア・ワイリーが好きだ!
という作品です。
思い出深いドラマです。