The Beatlse 『Love Me DO』で強調の“DO”

 たしか彼のビートルズのレコードデヴュー曲だったはずです。
 私は初期のビートルズサウンドが大好きです。
 どこかにも書いたかも知れませんが、
 後期のビートルズの楽曲は非常にメッセージ性が強いので、
 意味を取るのも難しいし、曲調も少し変ったように感じました。
 
 初期の作品の中でも、特にこの『Love Me Do』は非常にシンプル♪
 ビートルズのFanでなくても、
 日本人ならきっと一回くらいは聞いたことあると思います。
 短い曲に、シンプルで短い歌詞です。

 この和訳は、するまでもないと思いますが、
 あの『DO』ってなに?と思ったことないですか?

 強調の“DO”です!!

 ご存知ですか? 強調の『DO』。
 これは、どうしても!という感じ使います。
 ただ、“どうしても”という意味ではありません!
 あくまでも、文の意味全体を強調するものです。

 たとえば、『どうしてもその本が欲しい』という場合。

 I really want tp have the book.

これでいいわけですが、reallyの代わりに“DOを使います。

 I DO want to buy the book.

 これを言うときは、『Do』を強いく言います。

 さて、この『Love Me Do』の“Do”は、はっきりいって文法的には間違いです。
 でも、歌の歌詞としても、曲とのバランスとしても、
 最後に“DO”っていうと収まりもいいし、強調の感じが深まりますよね。

 もし、この『強調のDO』をご存じなかったか方は、
 このことを頭の端っこに置いて、もう一度『Love Me Do』を聴いてみてください。
 とっても可愛く聞こえてくるはずです♪

 僕のこと、どうしても愛して!お願い!!

 こんな風に聴こえてくると思います。

 ちなみに、過去のことにも使えますよ。
 
 A:『このケーキ美味しいね。どこっで買ったの?』
 B:『私がつくったのよ♪』
 A:『え?本当に??』
 B:I DID make this cake.

 という風にも使えます。なぜ『Made』ではないかは、わかりましよね。
 英文は、最初に出てくる動詞が文章全体の時制をを司ることになっています。
 だから『DID』と言っているので、『この文章は過去』となって、
 次にくる『Meke』は、実は現在形なのではなくて、『原型』なのです!

 というわけで、この強調の気持ちを踏まえて、
 『LOVE ME DO』を熱唱してみてはいかがでしょうか?

 この記事にわ合わせて『Love Me Do』の和訳もやってみました!
 気になる方はお立ちより下さいませ♪
 → http://blogs.yahoo.co.jp/dtqrn133/19650660.html