映画『Big Daddy』
もともと大好きだったアダム・サンドラーを
『大好き!!理想の父さん』と大絶賛したのがこの作品です。
1999年作 『BIG DADDY』
この話では、サンドラーは『30歳・独身・無責任男』です。
そして、彼女にも振られ、父親からも小言を言われ、定職にも付かず、
株取引で生計をたてているらしいのです。
一応、週何回はトール・ブースでバイトしていますが、
基本的にほぼ毎日が日曜日状態で、寝坊介のレイジーな独身男です。
大学時代ののりを愛するあまり、今でも悪ふざけし放題で、
現実と将来を真剣に考えない学生気分の30歳・・・
でも、ロー・スクールは卒業してる設定のようです。
弁護士である父親に『弁護士になれ』と言われているし、
友人にも弁護士がいて、友人の仕事の悩みにそれなりに的確な返答していたから、
怠け者なだけで、お馬鹿ではないのです。
ここからは、ネタばれ注意でございます。ストーリーの結末まで書いています。
私の文章力では、大した問題にはならないと思いますが、念のため。
サンドラーの演じる役は『ソニー』。
親友でルームメイトの『ケビン』とは学生時代からの付き合い。
ケビンは大学時代からの付き合いらしい女性と婚約中。
もちろん彼女もソニーと昔からの仲間の一人です。
ソニーとケビンの婚約者は、犬猿中です(ある意味、ちゃんと仲良しさんですけどね)
ある日、ケビンは仕事のプロジェクトを任されて、中国へ長期出張に出かけます。
その最中に事件が起こります。
ケビンの息子だという5歳児が、ソニーしかいないアパートに現れます。
ケビンにそんな心当たりはない。『今から帰る』というケビンを制して、
ソニーがその対処に当たることになるのですが、その日は丁度コロンブスデイで、福祉局はお休み。
臨時的にその5歳児(男の子)『ジュリアン』と過ごすことになります。
ジュリアンは可愛いし、別れを迫る彼女を繋ぎと止めるため『子供が出来ちゃった作戦』男版として、
ジュリアンを引き取ることにします。しかも、公的には『自分がケビンだと嘘をついて』です。
最初は楽しかったジュリアンとの共同生活も、
もともと自分勝手で怠け者ソニーには面倒になってきます。
児童福祉局に相談に出かけますが、ジュリアンの実母は数日前に癌で他界。
それでも、ジュリアンを孤児院に行かせるのはかわいそうなので、
一緒に暮らし始めます。だんだんジュリアンとソニーは家族になって行きます。
ソニーも少しずつ『お父さん』としてジュリアンを愛し始まるめます。
最初は、ジュリアを子分くらいに思っていたソニーも、父性愛に目覚めます。
ジュリアンもソニーを『お父さん』のように慕うようになります。
この間に新たな恋をするソニー。
相手は、ケビンの婚約者のお姉さん『レイラ』。
もちろん、ソニーとは犬猿の仲の妹は猛反対!
レイラも実は優秀な弁護士で、結婚よりも仕事選びキャリアを積んで生きたい現代女性です。
それでも、ソニーに少しづつ惹かれていきます。
(最終的にアダム・サンドラーの恋はかならず成就しますから。これ掟!)
そんなある日、ソニーの素性が児童福祉局にバレます。
ケビン(実父)と偽ってジュリアンを引き取ったのが、赤の他人とばれました。
アメリカでは大問題です。誘拐・監禁罪です。裁判にかけられます。
ソニーとジュリアンの意思なんて無視なのです。それがアメリカの福祉制度です。
ソニーの状況は不利。ソニーはジュリアンを養子に迎えたい。ジュリアンもソニーと暮らしたい。
でも、法的にはそれは問題では有りません。ソニーの罪状は『児童の不当監禁』です。
でも、ケビンが過去の過ちを思い出します。
まだ婚約者と出会う前、酒に酔った勢いで一度だけカナダで女性と一夜を共にしたのです。
それが6年目。ジュリアンは5歳。結局、ケビンが『自分がソニーに子供の世話を依頼したのだ』と
証言し、DNA検査の結果、ケビンとジュリアンの親子関係が証明され、ソニーは無罪放免。
ジュリアンはケビンの息子として育てられることになりました。
ケビンの婚約者も承知し、結婚早々5歳のこもちになりました。
ソニーは寂しさも感じながら、近くで一緒に過ごせる『友達』としてジュリアンとの絆を結びます。
もちろん、ソニーもジュリアンも切ないのですが、新しい家族とも楽しくやっていきます。
1年後、ソニーはなんと弁護士になり、レイラと結婚して『本当のお父さん』になっています。
それでも、ソニーとジュリアンは特別な中です。
もちろん、ジュリアンはケビンにもケビンの奥さんにも愛されていて、
『ダディー』『マミィ』と呼んでいます。でも、時別にソニーが好きです!
幸せいっぱいのソニーを尻目に、ソニーを振ったもと彼女は、
『フータースガール』の身で、ちょっと拗ねて終わります。
よくある大団円ですが、ハッピーエンドな上に、心温まる終わり方をします。
さて、何が『心温まる』のかといいますと・・・
そこら中に、家族愛が溢れているから!!
ソニーがだんだんジュリアンを愛していって、父としての庇護欲に目覚めることや、
ソニーの父親が、とても息子を愛していること。
いつもは言わないけど、ソニーだって両親の事を凄く愛していて、
ジュリアンとの生活のなかで、改めて『父親の無償の愛』を感じた事を吐露します。
裁判のシーンは、感動的というか、心温まる優しさで満ちています。
これ以外の私のお気に入りは、なんと言っても『ジュリアンとソニーの掛け合い』です。
ジュリアンは最初とてもよい子です。躾の行き届いた『お子様』です。
歳相応にきちんとした言葉遣いをし、道路を渡る時は大人に手を繋いでもらい、
ソーダなんて飲んだことがありません。マクドナルドのジャンクフードも知りません。
それに、お尻を自分で拭けるんですよ!!凄いでしょ? <映画を観てくださいまし(笑)
なのに、ソニ+ーと暮らした6週間の間にどんどん『ソニー化』します(笑)
『立ちション』を覚えます。夜更かししたり、お菓子は好きなときに食べ放題、
好き嫌いもなんでもOK。テレビゲームもし放題、言葉遣いも乱暴で、
勉強なんてしなくてもいいし、お風呂に入らなくても、片付けしなくてもソニーは怒らない。
服装だって好きな物を着ていいのです。スパゲティーボウルを被ってもいい。
ソニーやケビンの靴や服や帽子や何でも好きにしていいのです。
最初の頃は『親分と子分』みたいな関係のソニーとジュリアンでした。
それがだんだん『親子』になってき始めると、ソニーも『教育的指導』を始めます。
学校の先生に、ジュリアンの素行の悪さを指摘され、
『私の知る限りで一番の問題児で、一番臭い子供です』と言われて大ショック!
ソニーの『父性愛』に火がつきます。日常生活を見直し、勉強もして、
子供としての常識と倫理観を育てる努力をはじめます。
服装も直し、公衆トイレを使い、お風呂に入って、一緒に勉強もします。
コレが凄く可愛いのです。ジュリアンがとってもキュートです。
ソニーも凄く魅力的でカッコイイのです!
もちろん、そこかしこに『コメディー』としても笑いのツボが散りばめられています。
アメリカのカルチャーを知っていいないと笑いえないところも多いですが、
それは、コメディーなので仕方ありません。まぁ、別に深い理解は必要ではないのですけどね。
ちょっとした『小笑い』が出来るかどうかという意味で、知ってれば尚良しって感じです。
アダム・サンドラーの映画は、共演者も凄いです。
『BIG DADDY』にも出演している、
スティーブ・ブシェーミとロブ・シュナイダーが凄く好きです。
大好きで、素晴らしい俳優さんだと思います。
このお二人は、前世紀の『アダム・サンドラー映画』の常連さんでもありました。
最近は、完全な『コメディー』より、『ドラマ』を深く描く映画も多いので、
それほど共演は多くない気もします。
この映画では、ロブ・シュナイダーは、ソニーの悠友人で違法滞在者のデリバリー・ガイ。
スティーブ・ブシェミーは、ホームレスの男を演じています。
最高に面白い!!お二人とも芸達者です。流石の演技です♪
デリバリー・ガイは、不法滞在中で、英語がちょっと苦手な設定です。
コレをまたロブ・シュナイダーがありそうな感じに最高の演技で見せてくれます。
もちろん、ロブの英語は素晴らしいのですが、この役では『英語が不自由』な感じ全開です。
とぼけた演技がまたタマリマセン。笑いを作り出してくれます。
ホームレスのスティーブはもうどう表現したらよいのか・・・
どの映画に出ていても素晴らしい存在感ですよね!大好きです。
MADな役を演じさせたら、世界屈指の名俳優だと思います。
コメディーでは、笑いとブラックユーモアのバランスを心得てる
素晴らしいエンターテイナーです。
コメディーはとても難しいのですが、観るのが大好きです!
これからも頑張って、コメディーを完全に『自力』で判るようになるまで頑張ろう!!
自分で、物凄くハードルと上げてしまった・・・
大丈夫なのか?私・・・・(自爆)
『大好き!!理想の父さん』と大絶賛したのがこの作品です。
1999年作 『BIG DADDY』
この話では、サンドラーは『30歳・独身・無責任男』です。
そして、彼女にも振られ、父親からも小言を言われ、定職にも付かず、
株取引で生計をたてているらしいのです。
一応、週何回はトール・ブースでバイトしていますが、
基本的にほぼ毎日が日曜日状態で、寝坊介のレイジーな独身男です。
大学時代ののりを愛するあまり、今でも悪ふざけし放題で、
現実と将来を真剣に考えない学生気分の30歳・・・
でも、ロー・スクールは卒業してる設定のようです。
弁護士である父親に『弁護士になれ』と言われているし、
友人にも弁護士がいて、友人の仕事の悩みにそれなりに的確な返答していたから、
怠け者なだけで、お馬鹿ではないのです。
ここからは、ネタばれ注意でございます。ストーリーの結末まで書いています。
私の文章力では、大した問題にはならないと思いますが、念のため。
サンドラーの演じる役は『ソニー』。
親友でルームメイトの『ケビン』とは学生時代からの付き合い。
ケビンは大学時代からの付き合いらしい女性と婚約中。
もちろん彼女もソニーと昔からの仲間の一人です。
ソニーとケビンの婚約者は、犬猿中です(ある意味、ちゃんと仲良しさんですけどね)
ある日、ケビンは仕事のプロジェクトを任されて、中国へ長期出張に出かけます。
その最中に事件が起こります。
ケビンの息子だという5歳児が、ソニーしかいないアパートに現れます。
ケビンにそんな心当たりはない。『今から帰る』というケビンを制して、
ソニーがその対処に当たることになるのですが、その日は丁度コロンブスデイで、福祉局はお休み。
臨時的にその5歳児(男の子)『ジュリアン』と過ごすことになります。
ジュリアンは可愛いし、別れを迫る彼女を繋ぎと止めるため『子供が出来ちゃった作戦』男版として、
ジュリアンを引き取ることにします。しかも、公的には『自分がケビンだと嘘をついて』です。
最初は楽しかったジュリアンとの共同生活も、
もともと自分勝手で怠け者ソニーには面倒になってきます。
児童福祉局に相談に出かけますが、ジュリアンの実母は数日前に癌で他界。
それでも、ジュリアンを孤児院に行かせるのはかわいそうなので、
一緒に暮らし始めます。だんだんジュリアンとソニーは家族になって行きます。
ソニーも少しずつ『お父さん』としてジュリアンを愛し始まるめます。
最初は、ジュリアを子分くらいに思っていたソニーも、父性愛に目覚めます。
ジュリアンもソニーを『お父さん』のように慕うようになります。
この間に新たな恋をするソニー。
相手は、ケビンの婚約者のお姉さん『レイラ』。
もちろん、ソニーとは犬猿の仲の妹は猛反対!
レイラも実は優秀な弁護士で、結婚よりも仕事選びキャリアを積んで生きたい現代女性です。
それでも、ソニーに少しづつ惹かれていきます。
(最終的にアダム・サンドラーの恋はかならず成就しますから。これ掟!)
そんなある日、ソニーの素性が児童福祉局にバレます。
ケビン(実父)と偽ってジュリアンを引き取ったのが、赤の他人とばれました。
アメリカでは大問題です。誘拐・監禁罪です。裁判にかけられます。
ソニーとジュリアンの意思なんて無視なのです。それがアメリカの福祉制度です。
ソニーの状況は不利。ソニーはジュリアンを養子に迎えたい。ジュリアンもソニーと暮らしたい。
でも、法的にはそれは問題では有りません。ソニーの罪状は『児童の不当監禁』です。
でも、ケビンが過去の過ちを思い出します。
まだ婚約者と出会う前、酒に酔った勢いで一度だけカナダで女性と一夜を共にしたのです。
それが6年目。ジュリアンは5歳。結局、ケビンが『自分がソニーに子供の世話を依頼したのだ』と
証言し、DNA検査の結果、ケビンとジュリアンの親子関係が証明され、ソニーは無罪放免。
ジュリアンはケビンの息子として育てられることになりました。
ケビンの婚約者も承知し、結婚早々5歳のこもちになりました。
ソニーは寂しさも感じながら、近くで一緒に過ごせる『友達』としてジュリアンとの絆を結びます。
もちろん、ソニーもジュリアンも切ないのですが、新しい家族とも楽しくやっていきます。
1年後、ソニーはなんと弁護士になり、レイラと結婚して『本当のお父さん』になっています。
それでも、ソニーとジュリアンは特別な中です。
もちろん、ジュリアンはケビンにもケビンの奥さんにも愛されていて、
『ダディー』『マミィ』と呼んでいます。でも、時別にソニーが好きです!
幸せいっぱいのソニーを尻目に、ソニーを振ったもと彼女は、
『フータースガール』の身で、ちょっと拗ねて終わります。
よくある大団円ですが、ハッピーエンドな上に、心温まる終わり方をします。
さて、何が『心温まる』のかといいますと・・・
そこら中に、家族愛が溢れているから!!
ソニーがだんだんジュリアンを愛していって、父としての庇護欲に目覚めることや、
ソニーの父親が、とても息子を愛していること。
いつもは言わないけど、ソニーだって両親の事を凄く愛していて、
ジュリアンとの生活のなかで、改めて『父親の無償の愛』を感じた事を吐露します。
裁判のシーンは、感動的というか、心温まる優しさで満ちています。
これ以外の私のお気に入りは、なんと言っても『ジュリアンとソニーの掛け合い』です。
ジュリアンは最初とてもよい子です。躾の行き届いた『お子様』です。
歳相応にきちんとした言葉遣いをし、道路を渡る時は大人に手を繋いでもらい、
ソーダなんて飲んだことがありません。マクドナルドのジャンクフードも知りません。
それに、お尻を自分で拭けるんですよ!!凄いでしょ? <映画を観てくださいまし(笑)
なのに、ソニ+ーと暮らした6週間の間にどんどん『ソニー化』します(笑)
『立ちション』を覚えます。夜更かししたり、お菓子は好きなときに食べ放題、
好き嫌いもなんでもOK。テレビゲームもし放題、言葉遣いも乱暴で、
勉強なんてしなくてもいいし、お風呂に入らなくても、片付けしなくてもソニーは怒らない。
服装だって好きな物を着ていいのです。スパゲティーボウルを被ってもいい。
ソニーやケビンの靴や服や帽子や何でも好きにしていいのです。
最初の頃は『親分と子分』みたいな関係のソニーとジュリアンでした。
それがだんだん『親子』になってき始めると、ソニーも『教育的指導』を始めます。
学校の先生に、ジュリアンの素行の悪さを指摘され、
『私の知る限りで一番の問題児で、一番臭い子供です』と言われて大ショック!
ソニーの『父性愛』に火がつきます。日常生活を見直し、勉強もして、
子供としての常識と倫理観を育てる努力をはじめます。
服装も直し、公衆トイレを使い、お風呂に入って、一緒に勉強もします。
コレが凄く可愛いのです。ジュリアンがとってもキュートです。
ソニーも凄く魅力的でカッコイイのです!
もちろん、そこかしこに『コメディー』としても笑いのツボが散りばめられています。
アメリカのカルチャーを知っていいないと笑いえないところも多いですが、
それは、コメディーなので仕方ありません。まぁ、別に深い理解は必要ではないのですけどね。
ちょっとした『小笑い』が出来るかどうかという意味で、知ってれば尚良しって感じです。
アダム・サンドラーの映画は、共演者も凄いです。
『BIG DADDY』にも出演している、
スティーブ・ブシェーミとロブ・シュナイダーが凄く好きです。
大好きで、素晴らしい俳優さんだと思います。
このお二人は、前世紀の『アダム・サンドラー映画』の常連さんでもありました。
最近は、完全な『コメディー』より、『ドラマ』を深く描く映画も多いので、
それほど共演は多くない気もします。
この映画では、ロブ・シュナイダーは、ソニーの悠友人で違法滞在者のデリバリー・ガイ。
スティーブ・ブシェミーは、ホームレスの男を演じています。
最高に面白い!!お二人とも芸達者です。流石の演技です♪
デリバリー・ガイは、不法滞在中で、英語がちょっと苦手な設定です。
コレをまたロブ・シュナイダーがありそうな感じに最高の演技で見せてくれます。
もちろん、ロブの英語は素晴らしいのですが、この役では『英語が不自由』な感じ全開です。
とぼけた演技がまたタマリマセン。笑いを作り出してくれます。
ホームレスのスティーブはもうどう表現したらよいのか・・・
どの映画に出ていても素晴らしい存在感ですよね!大好きです。
MADな役を演じさせたら、世界屈指の名俳優だと思います。
コメディーでは、笑いとブラックユーモアのバランスを心得てる
素晴らしいエンターテイナーです。
コメディーはとても難しいのですが、観るのが大好きです!
これからも頑張って、コメディーを完全に『自力』で判るようになるまで頑張ろう!!
自分で、物凄くハードルと上げてしまった・・・
大丈夫なのか?私・・・・(自爆)