映画：ハリー・ポッター『炎のゴブレット』＆『不死鳥の騎士団』

　これも仕事仲間に借りました。
　またしてもどこかに書いたような気はしますが、私は『ファンタジー』が苦手です・・・
　大体、『ロード・オブ・ザ・リング』も『ナルニア国物語』も『ハリー・ポッター』も児童小説です。
　もう既に、大人の小説を読んで久しい私には、ちと辛いです。
　もちろん、コレは感性の違いであって、他人への批判ではありません。

　私はもう、子供の時のあの素晴らしい『ワクワク感』を持って、
　あのような物語を読めなくなってしまった・・・
　だから思っていしまうのです。　『子供だましだ』と・・・
　でも、ただの負け惜しみなんでしょね。楽しく思えない自分への・・・

　さて、言い訳はコレくらいにして、映画です！！
　はっきり言って、私には退屈な映画です。　何故観たのか？

　『シリウス・ブラック』を“ゲイリー・オールドマン”が演じているから!!

　見逃せません！！　ゲイリーはカッコイイのです！！
　ハリーの三作目から登場の『シリウス・ブラック』です。
　ゲイリーは、なんてカッコイイのでしょうか？
　
　しかし、『炎のゴブレット』では、顔すらきちんと拝見できなかった（涙）
　暖炉の中にＣＧで浮かび上がる『人の顔』って位で、あとは声だけ・・・
　いや、ちょっとはあったかな、顔出し。でも、一瞬だった・・・

　『不死鳥の騎士団』では、今までで一番出番が多かったに違いない！
　そうです、ゲイリーのことですとも！！　それを目当てに観てるんですから！！
　でも、死んじゃった・・・・もう、続きはどうでもいいや！！
　シリウスが死んだら、もう『映画：ハリー・ポッター』に用はないなぁ～（笑）

　私は『食わず嫌いは失礼だ！』と思っています。
　だから、『ハリー』も『ロード・オブ・ザ・リング』も『ナルニア国物語』も観た。
　それでもどうにも楽しくない。だから、正直に『苦手』と思うのですよ！
　でも、俳優さんには弱い・・・大好きな俳優さんが出ていたら観たいのです。

　私が子供だったら、絶対に楽しかっただろう！　＜でも、わかんない・・・
　一番凄いと思ったのは、キャスティングが変わってないことです。
　だから、ファンはずっと楽しめる。こっれて凄いことです！
　シリーズモノは、同じキャストで続くのが視聴者側としては望みです。
　でも、話の中の時間と、現実時間とのギャップで、キャスティング変更されたり、
　俳優さんのスケジュール調整などでやむを得ずキャスティング変更される場合もあります。
　
　ハリー君、大きくなったナァ～！　ロンも、ハーマイオニーも・・・
　エマちゃん（ハーマイオニー）は美人になったね♪
　ロン・・・何も言うまい（笑）小さい時から愛嬌のあるコだったよね・・・
　誰だっけ？意地悪なエリートくん！　金髪碧眼で嫌味なでマヌケでいい感じだね♪
　児童小説には欠かせないキャラクターだよ君は！！　ナイスだ♪

　今回、『炎のゴブレット』と『不死鳥の騎士団』を吹替えで観ました！！
　ヴォグワーズ魔法学校の教師陣の吹き替え声優陣が豪華！！
　校長先生が『磯野波平さんこと永井一郎さん』でした。知らなかった・・・

　

　やはり、あそこまではっきりとした『勧善懲悪』というのは、
　私にとってはどうにも歯痒いのです・・・疲れるのです。
　もう、人生は善と悪に分かれていると信じ、その基礎をし築く時代は終わってるからなぁ・・・
　今は『グレーゾーン』をどう解釈するか、という難問に日々直面してるからね。
　限りなく黒に近い白や、白の可能性を否定できない黒をどう解釈するか・・・
　グレーゾーンを『正しく生き抜く』ことの難しさがテーマな話が好きかも・・・

　でも、子供のころには大事なのです！
　何が善で、何が悪なのかという勧善懲悪的な考え方って！！
　それ自体が、道徳であって人生哲学の礎になることですからね。
　児童小説としては、とてもいいと思います。
　ハリーの苦しみや苦悩の中に、いつも友情や愛があって、
　悪のキャラクターは常に『悪であり続ける』事も、
　子供の精神的には良いことだと思うのです。
　どんなにヒドイ悪に対峙しても、善のハリーは『慈悲』を持っている。
　コレもとても大切です。人間の弱さもあるし、ずるさも、醜さもある。
　疑心暗鬼になったり、意固地になったりしながら成長する。
　完璧な児童小説です。子供は読むといいですよ、きっと。

　でも、きっと私は６作目からは観ないでしょう・・・
　また、友人が貸してくれたら観るかもしれないけど・・・だってぇ～

　シリウスしんじゃんたもん！！　詰まんない。

　私が、子供なんだね・・・（爆）