コーヒーとクロワッサン

 毎週月曜『TIME』が届きます。週刊の冊子です。
 年間購読すと通常1冊840円のとこを400円以下となります。

 全部読むわけではありません。気になった記事だけ読みます。
 そんな実力は未だない・・・というか、読むのには今も時間が掛かります。
 たった60ページ弱なのに、全部読まないのです。もったいないかもしれない・・・
 本を読むこと自体が非常に遅いのです、私は・・・(涙)
 だから、全体はナナメ読みで、楽しそうなトピックや宇宙の特集・脳の特集などは絶対読みます。

 さて、昨日届いた『TIME』の中の記事の冒頭になんだかちょっと引っかかった・・・
 というより、普通に英語を日本語に訳さずに読んでいる自分に笑えた、というか。

 英語を始めた頃、日本語と英語の表現方法の違いがよく判らず、
 英語を訳す事がとても大変でした。日本語に直さないと判らないし、
 今のように英語の語順のまま英語をそのまま理解するなんて当時はまだ出来なかったから。
 なにより・・・

 語順と表現の仕方の違い

 これって、すごく難しかった!
 昨日、読んだのはなんでもない1文です。

 It isn't morning in Paris without coffee and a croissant.

 直ぐに意味の判る、単純な文章です。でも、昔の自分を思うとちょっと感慨深かった・・・
 7年前ならきっと英語⇒日本語に訳しながら『正しい日本語』を求めて理解してただろうなぁ~って!
 今なら、日本語なんて気にしないし、そのまま読んでおしまいです。英語は英語、以上!!

 ナンですが、何が『引っかかった』かというと、
 『It is ~』で始まっている文章を、何の疑問も躊躇もなく読めたことです。
 『It is ~』『There is ~』で始まる文章は、最初の頃は異常に難しく感じてたのです。

 なぜ突然『It』や『There』で始まって、
 日本語の語順とは似ても似つかない勢いで単語が羅列されるのか?


 はっきりいって文章の途中に出てきたら、マズ意味は判らなかった。
 当時は何処に出て来ても判らなかったけど・・・(笑)
 問題集の『It』のページに出てくれば、なんとか解けるって感じでしたかね(^_^;)

 ようは『語順と日本語感覚の問題』だと思います。

 『コーヒーとクロワッサンがないなんて、パリの朝なんていえない』

 コレが上の英文の『日本語訳』だと思います。
 
昔は、『日本語の語順そのまま』日本語を英語にしようとしていた。
だから英語は難しくて、しゃべれなかったんです!

 英語を始めたばかりの頃ってそうじゃないですか?
 もし、最近英語を勉強し始めたかたなら、心当たりありませんか?

『コーヒーとクロワッサンがない』ってことわぁ・・・えぇ~っと
 There are not coffee or a croissant かな? 
 で、『パリの朝』だからぁ・・・ 
 the morning of Paris かな? in paris だろうか?
 しかし・・・『~とはいえない』ってどういうの?
 cannot かな? isn't said??


 なんてね!昔はしごく真剣に悩んでいたわけですよ。
 今ならなんの疑問も躊躇もなく、上の英文を作るし、しゃべる。
 コレは、私頭の中では算数の『公式』と同じです。
 『英語をしゃべる基本公式』に当てはめて単語を適切に入れるだけです。

 算数が好き人は一度やってみてください。
 わざわざ『語学』って翻訳しなくても、公式(基本文法)に適切な『項』を入れるだけです。