もし今私が小学生だったら、どんな自由研究をするだろうか?

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月と文化の関連はどうかな?
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 私は結婚してないし、子供もいないし、教育関連の仕事でもないけれど、

 先日、自由研究の記事を書いたら、思いのほかたくさんの方が訪問して下さったので、

 きっと、皆さんそろそろ宿題が終わってないことに意識が向き始める時期なのかと思いました(笑)

 そこで私は考えました。少しでも訪問して下さる方の役に立たないものか?

 まぁ、結局私は専門的なことは判らないけど、今も実際に大学生として勉強してみて、

 以前よりは何かを学習することに意欲的になったので、

 もし私が小学生だったら、どんな自由研究するだろうか?と考えてみました。



 たとえば『月と文化の関連について』なんてどうだろうか?

 今日から月の観測をしても、望から朔までの前後1日分しか観測できないから、ちょっと中途半端になる。

 だから、『月と文化』とか『月と行事』などをまとめるのどうかな。

 どのくらいの学年向けかなんて分りません。

 小学生の学習要項を知らないから、どのくらいのレベルまで学習するのは良いかも分りませんが、

 私が小学生なら、もしくは私に子供居たら、

 これら一週間以内に終わらせられそうな感じのモノを選ぶと思います。

 一つ書いておきますが、こんなことで自由研究になるかどうか私には分りません!

 もし、参考になさるなら、ご自身の責任で判断して実行して下さいませ。

 何か問題が起こっても一切の責任をおえませんので、御了承くださいませ。

 以上を了解していただいた上で、読んでみようかな?と思って下さった方かいらっしゃいましたら、

 読んでくださいませm(__)m 
 
 

「月と日本文化」「月の呼び方~日本と外国の比較~」など

 まずは「月と日本の文化」について調べるのはいかがでしょう。

 日本では、月の呼び方沢山ありますよね。調べてみると思いのほか沢山あります。

 その名前がとても風流だと思います。

 「新月・三日月・半月・満月」だとかその名前とは別のものも沢山あります。

 「朔・望」とか「上弦の月下弦の月十六夜・寝待月」などなど沢山の呼び名が月齢毎にあります。

 そして、どうしてその呼び名があるのかという由来を調べて見ると楽しいですよ。

 上に1つだけ書いていますが「寝待月」なんて私は好きです。

 この月は満月の後の月ですが、月の出が遅いのです。

 昔のことだから、就寝時間が早かったんだと思います。
 
 だから、「寝て待たないと見られない月」ってことで「寝待月」って呼ばれてたという話があります。

 こんなのが他に沢山あります。これをまとめてみるのはどうでしょうか?

 流石に1年生か2年生だと大変でしょうか? 
 
 5年生とか6年生になったらもうこれじゃ幼稚過ぎるのかな?

 それなら、例えは英語の呼び方と文化との対比などを調べてまとめるのはどうでしょ?

 ちなみに、フランス語の「croissant」は三日月型のパンで、

 英語では「crescent roll」で、ズバリ「三日月型ロールパン」ですよ♪

 さて、なぁ~んだ?って・・・「クロワッサン」ですよね∑d(≧▽≦*)

 これなら、今から観測はいらないし、一昔前までの日本の風習と絡めてまとめるのも面白いと思います。




ネットで情報を探すときの注意

 出来ることなら、百科事典や図鑑で調べて欲しいけれど、

 最近では、そういったモノもデジタル化されてるんので、ネット調べてもいいと思います。

 だけど・・・私的には、せめて図書館に行って欲しい気がするのは、希望的観測ですかね(^_^;)

 ただ、何かを本当に学習のために調べるなら、ネット上の情報が必ずしも正しいとは限らない!

 ということは忘れないでください。信頼のおけるサイトできちんと調べて研究して下さい。

 その点でも、紙媒体になった辞典や図鑑は、発行者・著者がきちんと書かれていて、

 書かれた内容に対する責任をきちんと自覚して発行せれているので、

 書く側の責任感も違うのわけです。当然、書籍ならすべて信用できるということはありません。

 ただ、ある程度信頼できる根拠があると思います。

 その点で、このブログもそうですが、ただ自分の好みや興味に合わせて、

 大した責任も持たずに書いています。

 私自身も自分の素姓を全く隠してこの記事を書き、原理的には世界中からアクサス可能です。

 だから、学習する際、ネット情報を利用する時は気を付けてくださいね!




「暦と月」「暦と歴史」「暦と文化」など

 さて、自由研究の続きです。

 あと月関連では「暦と文化」とかはどうですか?

 まとめるポイントの例は、「太陽暦太陰暦太陰太陽暦」とか、

 沢山ある歴史の中のカレンダーに秘められた歴史とかどうでしょ?

 例えは、どうして2月は『28日』なのに、『31日』を持ってる月が7か月もあるか?とか。

 一節には、カレンダーを作ったころの王様が8月生まれで、

 8月が他の月より数字が少ないのは厭だと云ったとかいわないとか・・・

 だから、どの月からか日にちを取ってこなくちゃならなくて、

 でも、ほかにもいろいろしがらみがあったらしくて、

 2月の日にちが少なくなったって話があるくらいです。

 ちゃんと調べてると、その頃の歴史も関わってきて面白いかも!

 あと、英語の9月・10月・11月・12月は、

 英語の接頭語で7・8・9・10ってのが付いてます。

 あまり詳しく書きません。もし、これを見てまとめてみようと思ってくれた人がいたら、

 自分で調べて、私が書いてることの意味がわかった方が楽しいから(笑)

 これに関連して、日本の昔の月の呼び名もいろいろな意味や文化が詰まっているので、

 こんなことを習う学年の人は調べてみると面白いです。

 私の友達に10月生まれの子がいて、名前は「かんなちゃん」でした。字は覚えてないなぁ~(^^ゞ

 3月生まれの友達は「弥生ちゃん」だったし、ジブリ作品で有名な「となりのトトロ」の主人公

 「めい」と「さつき」は5月生まれという設定だったと知っていますか?

 もうずいぶん前になりますが、スーパーマーケットの「イオン」がまだ「ジャスコ」だったころ。

 毎月30日に「晦日市」というのをしていました。

 あの時ですら『みそかって子供にもわかるの?』って思ったな(笑)

 「晦日(三十日)」とは、『30日』を差す言葉なのですが、これも月に関係した言葉です。

 「晦日」は、『みそか』とも読むし「つごもり」とも読みますよね。

 「月隠り(つきこもり)」から転じたらしいです。月が隠れて見えないからって楽しいですね。

 昔の人って教養高くて風流♪

 それでね、年の最後の〆。一番最後の締めくくりの晦日(月の最後の日の意味)が『大晦日』ってことで、

 今は太陽暦(グレゴリウス歴?)を使ってるのに、

 日本人は12月31日を『大晦日』って使いますよね。

 あと晦日については、明治時代の日本人は「晦日に月が出るなんて・・・」って

 変な気持になったそうです。

 月は約29日周期で同じ位置に戻ってくるように見えるから、
(月の自転と公転周期は約27日だけど、地球から見て同じ位置に戻るのに約29日って意味です)

 太陰太陽暦を使うと、晦日には、まぁまず月が出ないはずなんです。

 でも、明治5年の途中で今の「太陽暦」が採用されたので、月齢による暦でなくなり、

 「晦日」なのにまだ細い月が見られることになるわけです。

 それまでの暦の中で生活と文化を守ってきた人達にとっては、

 とっても変な感じがしたらしいですよ? その辺を調べてみるのもいいかもしれない。




「お月見と中秋の名月」「お月見と文化・伝統」

 低学年のころは、どんなことをまとめるといいのかな?

 たとえば、「仲秋の名月とお月見」についてとか、ダメ?

 いつ、何を飾って、何に対して祈るのか? お団子や薄の意味や飾り方とかって幼稚過ぎなの?
 
 後は、もう少し頑張ってお月見関連なら、9月の十五夜・10月の十三夜を

 「芋名月・豆見月(栗名月)」と呼ぶことの由来を含めて、

 どうして日本ではこの時期に、お月見をしたのか?

 どんな意味と信仰(?)があったか? 

 最近は各県毎のご当地文化を紹介するテレビ番組もあるようなので、

 各地域での「お月見の違い」を調べてまとめてみる。お供え物やか飾り物の違いなどを調べてみる。 

 なんて言うのはどうですか・・・


 
 観測できる方は、明日は「望」なので晴れたら、夜空を見上げて下さい。

 そして、月の表面に「餅をつくウサギ」が見えるかどうか観察するのも楽しそうです。

 合わせて外国では月の表面をみて「何を連想したか」を調べてまとめるのはどうですか?

 あと、自分で新しく「なにが連想できるか」を描いてみる、

 とかは自由研究にならないかな(^_^;)??? 

 図鑑やネットで月の表面の画像は手に入れらると思うから、それをみて何に見えるか沢山考えて見る。

 どうして日本ではウサギで、ある国では女性の横顔だったりサソリだったりするのか

 という理由を調べたり、考えたりして、歴史や文化とも絡めてまとめて見たら、

 中学年や高学年でも大丈夫だろうか?


  

 実際のところ、まだ18日も残っている夏休みだから、
 
 もっと時間を掛けて出来る素晴らしい自由研究が沢山あると思います。

 観測や観察をベースにした科学寄りの自由研究は、

 大抵結構な時間・期間が必要なことが多いですよね。

 まだまだ時間はあるので、自分が興味をもって取り組めそうな自由研究の題材を見つけて、

 出来るだけ自分の力でまとめる努力をしてみて下さい。

 わからないことや昔の文化や習慣について、大人にインタビューするのもいいですよ。

 それがきっと、もっと大きくなって、大学を受験するころや大学での勉強や研究をするときに、

 少し懐かしく思いだして、そしてちゃんと役に立つ『考える基礎』になると思いますよ。

 楽しくて、有意義な夏休みを過ごして、宿題も頑張って、

 教養高く風流で気品ある日本人になってくださいね。


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