参考書ってどうしてあんなに高額なのか!?

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来期の科目登録が悩みのタネ

今日午後に今学期の単位認定試験の結果が出ていたました。

 その結果がすべて合格だったので、一安心!

 試験が終わってから来期に取る科目を、卒業条件と自分が修学したい科目と

 放送大学の「エキスパート」に必要な科目を精査しておりました。

 そこで、大体決めていたのですが、それがかなり厳しい・・・

 試験日の日程を出来るだけ少なくコンパクトに済ませようとすると難しいのです。

 だからって、物理の専門科目3科目はやはりまずいかなぁ~(-_-;)

 それらの科目は自分が勉強したい科目なだけに、頑張って単位は取りたい!

 だからって一遍に取ったら単位を落とすだろうか・・・自分の頭脳に全く信用が無いからな~

 でもね、一応、先日「大学物理の参考書」をタンマリ買いました!

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 これ、すべて『中古本』(古本)です。

 アマゾンで古本を探し捲って、定価では15,120円になる6冊を、7,800円程で購入しました。

 もう、どうして大学での勉強を補うために欲しいと思う本って高いのかなぁ?

 本当はもっと欲しい本は沢山あるのですが、すべてはとても買えないのです。

 高いですよね、専門書なんて特に_| ̄|○ そして、私の家から図書館も遠い・・・はぁ~




 それはさておき、最近の(?)大学生の感覚ってどうなってるんだろう?って不思議になりました!

 この参考書を買うために、カスタマーレヴューをたくさん読みました。

 直接本の中身を確認できないので、参考書を買うときはカスタマーレヴューを結構真剣に読みます。

 すべてを信じるわけではありませんが、中身が見えないなら買った人の意見を参考にしないと

 全くの勘や運に任せて高い買い物をするのはちょっと心配だから(笑)

 そこで吃驚したのが現役大学生のレヴューです。

 たくさんあった中で本当に驚いたのが「これをやっただけだと単位を取るのは難しいです」とか、

 「ウチの大学の講義内容はこの本よりレヴェルが高くてこれだけでは単位を落としました」とか・・・

 こんなのが1つや2つじゃなんです。結構こういうレヴューがたくさんあるんですよ!

 そんなの当たり前じゃないですか?

 参考書ですべて解決するなら、わざわざ大学で勉強する意味ないじゃん?
 
 それにね、大学の講義となると高等学校までの指導要項のようなものがあるわけじゃないし、

 教授によって講義の内容が違うからこそ、それぞれの大学で「ここで勉強したい!」って

 動機にもなるんでしょ? 

 だいだいさぁ、大学教授は教養科目ならまだしも、専門科目になったら自分の大好きなとこだけ、

 やたらと時間かけて楽しそうに本筋から離れて講義したりするじゃん?

 そして、教科書だって教授ご自身が大学を通して発行してるものだったり、それぞれの専門分野からの
 
 抜粋を各講義毎に資料としてして配布してくださったり、あらかじめネットに教授が授業用のプリントや

 資料をアップしてくださって、必要に応じてプリントアウトして勉強するようになってるでしょ?

 それを「この本だけでは単位が取れません」って・・・

 それ自体が大学生はじめ、子供全体の学力低下と勉強に対する姿勢として深刻な問題だと思った。

 当然、それがすべての大学生の姿勢だとは思いませんが、少なくとも大学で勉強することは、

 先生が1から10まで教えてくれる小学校・中学校・高校までの勉強の仕方とは違います。

 大学では、自分で考えて勉強をするところだと思うのですよ。

 まぁ、それでも学部の内は特別な研究でもしない限り、『答えのある問題へのアプローチ』だろう。

 ちなみに「答えがある」って意味は、学問的に答えがあるってことで、

 『解は無い』とか『証明できない』などの明確な答えがあるということです。

 本当の意味での勉強と研究は、やはり大学院でするものなんだろう。


 確かに、私が買った本にも『単位が取れる』と書いてある。しかも『Take it easy!』とまで。

 でもね、それを本当に信じてどうするの? これを「嘘だ!」といってどうするの?

 あのねぇ、こういう本に「これを買ってしっかり勉強して、基礎を完璧に理解出来て、

 それを基に自分の弱点を克服して、各自の講義内容に合わせて適宜ほかの参考書を使い、

 努力すれば単位は取れるようになる!」って書いても誰も買わないでしょ? 

 こういうのはある意味でマーケティングの一種ですよ。

 「よくわかる」とか「サルでもわかる」とか「漫画で解説」とか「一番簡単な」とか

 冠がついた本って多いでしょ! だけど、日本語を完全に理解して本を読めるサルは想定してないじゃん?

 そういうことだよ。これを買って、自分で勉強して理解出来たら基本は網羅してるから、

 あとは自分が受けてる講義のレベルによって各自努力して高みを目指せ!って発破掛けてるだけじゃん!

 大学の講義ってそんなもんでしょ? 最近の大学生ってなんか不思議だ・・・




 日本の大学生初め学生諸君!

 参考書を買ったからってそれだけでいいわけじゃないと思うよ、おばちゃんは。

 自分で勉強するために「参考にする本」だから「参考書」なんだよ、きっと。 
 
 確かに、私の時代から各学校で使っている教科書にあった参考書はあったけど・・・

 それは、中学校や高校までの話じゃないのかな? 

 確かにあれには『すべての答え』が書いてあったけど、それでも、それだけに頼っちゃだめよ。

 自分でちゃんと意味が解って理解しないと結局、大学で勉強するとき困るからね。

 特に大学は文部科学省が決めた教科書があるわけじゃないんだから、

 何か1冊や2冊参考書を読んだだけで単位が取れたりしないよ、たぶん。

 最近では、大学1年の教養課程(?)で高校レベルの内容を復習するような講義が増えてるとか。

 それでも専門科目はそうはいかんよ。教授は、高校までの先生とはかなり違う気がする・・・

 すべてを教えてくれるわけじゃない。だから、ただ『分かりません』と聞けばいいってもんでもない。

 いや、解らないことは聞かなきゃだけど・・・ やはり、高校までの勉強とは全然違うから。


 日本の児童・生徒・学生のみなさん、もっと頑張って基礎学力を上げて、

 賢い選択を出来る素晴らしい大人になって下さい!

 そのためには、勉強もとても大事です。

 勉強だけ出来ても駄目だけど、正しい判断をするための知識を効率よく的確に使いこなすためにも、

 基礎学力や専門知識はとても役に経ちます。

 それを持ってなければ、ただの勘や勢いで判断するしかなくなるし、

 ネットをはじめとする各種メディアの「もっともうそうな情報」に流されたり、騙されてたりもする。

 よく「知識より生きる知恵」とか言いますが、本当に知識が無ければ正しい判断は無理です。

 あのね、よくある状況だと、遺伝子操作食物やら化学合成物質のことを悪くいう人いるじゃん?

 ちゃんと分子生物学やらバイオテクノロジーのことある程度知識として知ってから云わないとね!

 化学合成物質が駄目なら、そこいらの薬は病院で処方されても絶対身体に悪くて飲めないからね~(笑)

 勉強は、親がお金を出してくれる内にヤっておけ!

 あとから、絶対『あんときやっときゃよかった』って思うから!

 まぁ、今現在勉強してるときには、誰に言われても聞く気にならないことを敢えて書いてみた(笑)